テーマ:「今こそ伝えたい!燃え尽きる前にやってほしいこと」
~適応障害を克服した医師からの提言~
講師:東海大学医学部付属病院 医師 小野容岳氏
2024年1月7日(日)13:30~15:30 徳島県教育会館にて、上記研修会を開催し、67名の参加がありました。
新型コロナウイルス感染症の最前線で診療にあたり、膨大な業務量と責任感から適応障害となり、自殺一歩手前まで追い込まれた医師がどのように復帰できたのか、ご自身の辛かった体験を掘り下げ分析し、オープンにお話しされました。体験されたからこそ分かる心理的変化や、その時々のセルフケア・ラインケアについて具体的に解説していただき、理解が深まりました。
また、モヤモヤした事をありのままに受け止める能力「ネガティブケイパビリティー」についてもご教授いただき、新しい知見を得ることができました。
参加者からは職場でのメンタル不調者への対応について多数の質問があり、関心の高さがうかがえました。
最後に、『人の病の最良の薬は人である』(セネガルに伝わる言葉)という言葉が紹介され、研修会を終了しました。