会員の皆様におかれましては、日頃より看護連盟活動に対しまして、ご理解ご協力を頂きまして心より感謝申し上げます。
3年余り続いた新型コロナウィルスも、本年5月8日に感染症分類が5類に変更され、コロナ以前の生活に戻りつつあります。しかしながら、医療の現場・介護の現場のみなさまはまだ気が抜けない日々かと推察いたします。徳島県看護連盟は、そのような現場の声を届けてまいりたいと思います。
昨年の7月、第26回参議院選挙では、皆様のご支援で友納理緒氏を国会に送ることができました。新人議員でありながら、国会で3度に渡り質問され活躍しています。
10月には、看護職員処遇改善評価料が新設され、11月8日は、看護職員の賃金制度の抜本的な見直しで31年ぶりに国家公務員医療職俸給表(三)の改正が実現しました。この処遇改善は、全看護職が対象ではありませんが、全看護職に行き渡るように、連盟は皆さんと共に現場の声を届けてまいります。これをきっかけに、看護職の専門性と役割の重要性に見合った給与や処遇改善を会員一人ひとりが自覚をもって取り組んでいかなければ実現しません。そのためには看護協会と連携して「現場の声」を看護職議員に届け、看護職が働き続けられるように看護政策実現に向けて取り組んでまいります。
2023年度6月13日、日本看護連盟通常総会におきまして、2025年第27回参議院選挙の組織内候補予定者が石田昌宏参議院議員に決定いたしました。「現場の声が政治を動かす」と言われています。コロナ禍での現場の声を国会の代表質問で岸田総理に訴えたことが、看護職の処遇改善の第一歩となりました。法制化に向けて尽力する石田昌宏参議院議員をこれからもしっかりと応援していきましょう。
徳島県看護連盟は年々会員数の減少が続いています。看護連盟の活動をより多くの人にご理解していただき、会員増を目標にしています。お一人おひとりの力が必要です。今後とも引き続きご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
「届けよう看護の声を!私たちの未来へ」
徳島県看護連盟
会長 岩藤のり子