Events/Training行事・研修案内

行事・研修Events/Training

令和6年度 看護管理者・教育者研修会が開催されました。

テーマ:コンプラアンス研修と国政報告
講師:参議院議員 友納理緒氏

2025年2月15日(土)13:30~15:30 徳島県看護会館 3Fホールにて上記研修会を開催し、70名の参加がありました。

今回の研修は、政務官としての役割や活動報告を知ることや、選挙におけるコンプライアンスを学ぶことで、看護連盟の責任や意義の理解を深めることを目的に行なわれました。

まず、現職である内閣府大臣政務官としての活動報告がなされました。国会での医療に関する委員会質問や動向なども教示いただき、中でも医療現場におけるカスタマーハラスメントの関する法案が、来年度の通常国会に提出予定である事をお聞きし安堵しました。看護DXに関連する課題では、少子高齢化の現在において看護職にしかできないことを整理しながら、ICTやAIなどの活用により看護業務の効率化と看護の質の向上をより一層進める必要があるとの見解も伺えました。

 続いて、選挙のコンプライアンスでは政治活動と選挙活動の違いを簡素に述べていただき、その期間にできることとできないことを整理して学ぶことができました。現代におけるネット選挙のことなども踏まえ、違反事例を用いて具体的に説明をしていただき、テレビやネットで取り沙汰されている事柄において、点と点が線で結び付いたように理解できました。

今後、連盟活動を行う上でコンプライアンス遵守は重要な責務です。看護管理者やリーダー看護師が正確に把握し遵守した上で、看護職の質の向上を目指すために看護職の議員を1人でも多く政界に送ることができるように団結しなければならないと改めて感じました。


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令和6年度看護管理者・看護教育者研修 2025.2.15
内閣府大臣政務官 参議院議員 とものうりお氏








徳島県別会議を開催しました。

2024年12月21日 10:00~12:00

場所・徳島県看護会館 新研修室
参加者:日本看護連盟 常任幹事 柳谷博幸氏

             幹事 岡山尭憲氏

    徳島県看護連盟 役員・支部長 顧問 事務局(17名)

    徳島県看護協会 専務理事 横山敦子氏


議題に入る前に岡山幹事より「第27回参議院議員選挙の壁」と題して                         

①看護を取り巻く外部環境の変化、②自民党支持率低下、③看護の代弁者の減少

④石田議員は処遇改善の砦についての講演がありました。


議題

  1. 都道府県における「応援する会(後援会)の入会数」に関する評価をもとに課題および対策について
  2. 「応援する会(後援会)入会者への継続的働きかけ」について、都道府県・支部としての取り組みに関する課題および対策について

二つの項目について現状・課題・対策を報告し、その後、日本看護連盟柳谷常任幹事、岡山幹事よりアドバイスをいただきました。

毎年、会員が減少していき、会員確保に向けてどうしたら看護連盟の必要性を理解してもらうかが課題です。
少子高齢化で、生産年齢人口が減少していき、働く人がいなくなっていく、また、高齢者を1.3人で支える時代の到来は、我々が働いた時代よりも厳しい現実がやってくると思います。
誰かがやってくれるという他人ごとではなく、自主性をもって社会性を身に着けていかなくてはならないと感じました。

2024年11月16日(土)中国・四国ブロック看護管理者・看護教育者看護政策セミナーが開催されました

日   時:2024年11月16日(土)9:10~16:00
開催形式 :ハイブリット(ZOOM使用:ホスト香川県看護連盟)
徳島県会場:徳島県看護会館
目   的:日本看護連盟の組織強化・拡大に向けて、連盟活動の推進力を高める。
参 加 者:290名 徳島15名

プログラム

【講演1】「自由民主党の政治改革と政策課題」
      講師:衆議院議員 大野敬太郎氏
【講演2】「看護の未来、求められる看護政策とは」
      講師:参議院議員 石田昌宏氏
【講演3】「日本看護協会の重点政策と重点事業」
      講師:日本看護協会役員 中国・四国ブロック担当常任理事 田母神裕美氏
【講演4】「心を動かす効果的なプレゼンとは」
      講師:椿美智博氏

最新の国政課題と動向、看護の未来に求められる看護政策、看護協会の政策と事業では社会情勢における看護問題を改めて考える事ができ、心を動かす効果的なプレゼンでは、伝え方の重要性を学び、価値ある研修内容でした。

2024年度 第2回リーダー研修会が開催されました

テーマ:「令和6年度 診療報酬を読み解く」
講師:NPO法人 看護職キャリアサポート顧問 フリージャ ナースの会 会長大島敏子氏

日程:2024年11月10日(日)13:30~15:30
場所:徳島県看護会館 3F大ホール
参加者:75名

このたび、神戸大学医学部付属病院をはじめ複数の病院で看護部長を経験され、2019年~2022年までは日本看護連盟会長を務め、現在は看護師のセカンドキャリアライフを充実させるための社会貢献活動を行っている大島敏子先生に来県いただき上記テーマにてご講義いただきました。
2025年問題から地域包括ケアシステム、賃上げ・基本料などの引き上げ、医療DXの推進、看護職処遇改善(加算新設の背景等)など看護関連事項について楽しく具体的にご説明いただき、理解を深め新たな知見を得ることができました。また専門職として自覚を持ち看護連盟のために今日から為すことを改めて考えたいと感じました。
最後に、今回の研修に参加して疲弊している看護職が元気を取り戻し、希望とやりがいをもって看護を続けられるよう、身近なところから発信をしていきたいと思いました。

令和6年度徳島県看護連盟鳴門・徳島支部合同研修会が開催されました

日程:2024年10月20日(日)14:00~16:00
場所:徳島市生涯福祉センター(ふれあい健康館)
講演:パートⅠ(基礎研修) テーマ: 「人材確保は厳しい!2025年、2040年問題」
   講 師 : 徳島県看護連盟会長  岩藤 のり子氏
   パートⅡ テーマ : 「嗜癖行動の理解と対応―ネット・スマホ・ゲームを中心にー 」
   講師 : 藍里病院依存症研究所所長 吉田 精次氏

徳島市生涯福祉センター(ふれあい健康館)にて研修会を開催し、35名の参加がありました。
基礎研修では、岩藤会長より人口減少社会について高齢化率や出生率、平均寿命など詳しく示され、ますます高齢化が進むことを再認識するとともに、医療・介護業界の人材不足が顕著になり、2025年~2040年代の問題が山積みになっていることを実感しました。今後、国の対策と共に、一人一人ができる対策を考えることの重要性を改めて感じました。

吉田先生には、嗜癖行動、特にネット依存症(ゲーム・スマホ)を中心に講演していただきました。最初に思春期の脳機能、デジタル刺激依存の本質、ゲーム障害などについて教えていただき、治療法や、周囲の対応方法について学びましたが、行動に移すのは簡単でないことを痛感しました。インターネット普及率が上昇している現代、ネットなしでの生活は難しくなっています。しかし、脳の発達途上にある思春期にスマホ依存に陥ると、精神的な機能だけでなく、頭痛、視力低下など身体にも影響が大きく、深刻な問題だと考えさせられました。参加者からは、家族の問題として話し合うことの大切さを理解できたという感想が多く、ネット依存症を身近に感じ、対応について考えさせられる機会であったと思います。最後に先生は、スマホ依存を本人だけの問題ととらえず、家族や周囲の信頼関係の中で、本人と一緒に考え、話し合うことの重要性を強調され、研修を終了しました。

今後の研修会予定