
2024年7月10日(水)8:15~18:40
行程表:徳島あわ踊り空港 8時15分着➡JA阿南医療センター➡江藤病院➡看護協会
吉野川医療センター➡鴨島病院➡東徳島医療センター➡板野駅から高松駅へ
梅雨前線の最中でしたが、雨にも合わず、スムーズに施設訪問ができました。
① 阿南医療センターでは、病院内を見学させていただき、その後現場の声を聴かせていただきました。

② 医療法人 松風会 江藤病院では、特定行為研修修了看護師が13名もいらっしゃることをお聞きし、
看護に向き合う力強さを感じました。

③ 徳島県看護協会の理事会開催前に訪問させていただきました。理事会や研修会に参加した人たちと記念撮影。赤いハートは協会長さんの手作りの折り紙です。いつも感謝しています。

④ JA徳島厚生連 吉野川医療センターでは、歓迎のスライドでお迎えくださいました。
いつも、何らかの工夫をしてお待ちいただいています。訪問看護ステーションの書類の提出のこと
では課題をいただきました(診療報酬改定の手続きのこと)

⑤ 医療法人 徳寿会 鴨島病院
いつも明るい石原看護部長さんです。その明るさが良い職場環境だろうとお察しいたしました。
「人間関係がいいんです」といった看護学生の方の明るい表情がとても印象的でした。

⑥ 独立行政法人国立病院機構 とくしま医療センター東病院
右端の方が広島から赴任された森川看護部長さんです。国立なら、新人採用に困らないだろうと思
っていたら、国立病院機構ならではの悩みがあるそうです。

「現場の声」聴かせてもらいました。
①人材不足
・看護学校卒業者の就職が県外へ流出
・出産・育休等で人材確保が難しい
・国立だからといっても就職する人がいない 新人入職にいろいろ手を尽くしている
・24人の内定を出したが5人の辞退があった。募集人数は22人必要だったが確保に至らなかった
②ワークライフバランス重視
・子育て中の看護師は夜勤ができないという。その反動がしない
③医師の高齢化
④訪問看護ステーションの書類の問題
・診療報酬改定での周知が遅いのに、提出期限が迫られる
・マイナンバーカードのみになると高齢者が対応できるのか不安
⑤離職が多い
・高齢者・認知症患者の対応で疲れる➡離職する
・パートの離職者が多く 40%↑
⑥職員の高齢化
⑦カスタマーハラスメントの問題
・認知症患者の暴言
⑧看護記録に時間がとられる
・IT化、DX推進等方法があれば取り入れたい
⑨働きやすい環境の整備をしている
・お互い様の精神で、助け合っている